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SETOUCHI MINKA featuring HIRAYA SETOUCHI MINKA featuring HIRAYA 岡 山

小さな庭から広がる、生命の営み 。

[岡山県岡山市]Hさま邸

過去から現在、未来への時間軸を感じられる庭を愛でる日常。

少しだけ遠回りして雑木の間を抜けていくアプローチ。わずかな歩みの間に陽光を透かした葉がちらちらと揺れ、そよ風が梢を鳴らすと、緑が絶えず五感を楽しませてくれる。県道沿いの敷地は、すぐ目の前をひっきりなしに車が行き交う。当然ながら住まいはこの条件を考慮して設計され、外に向かってオープンでありながら内にクローズする必要もあるという難しい課題に対しては、「庭」に多くの力を借りることとなった。作庭の軸となるのは、石積みの塀。リビングから見える位置にある途切れ目は、視線を抜いて圧迫感を和らげる役割を果たすが、手掛けた「庭やサカモト」の坂本さんの意図はそれだけではない。あえて崩れたように石を積み、野の草を茂らせたさまから想像されるのは、年月とともに朽ちゆく遺跡の姿。「目の前の美しさだけでなく、過去から現在、未来への時間軸を感じられる庭にしたい」と、坂本さんは語る。一方、「家の設計は、庭の自由さにとても助けられているんです」と話すのは、設計士の大原さん。塀の内部はアプローチや芝生のゾーンがゆるい曲線を描き、人工の直線はない。モジュールや機能にとらわれないのびやかな造形が、建築物の直線的なフォルムをやさしく包み、その美しさをいっそう引き立ててくれる。住まいには治療院を併設。施術台に横たわると、ちょうど目線の先の窓越しにモミジが映る。癒しを受け、庭を抜けて帰途につく患者さんに、木々たちも精いっぱいの生命力を降り注ぐ。

建築実例データ
  • 家族構成 施主
  • 建物工法 木造軸組工法
  • 土地面積 223.27㎡(67.54坪)
  • 延床面積 90.60㎡(27.41坪)
  • 登録日 2020/10/18 登録
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最近の興味は…

もっぱら「ロードバイク」。しかも素材は今どきのカーボンじゃなく細い金属フレーム。細いパイプだけで構成されたフレームはこれ以上ないくらいシンプル。しかもその素材やディメンションで全く乗り味が変化するから面白い。こんなもんだからロードバイクがドンドン増えていく。そして、家内の機嫌はドンドン悪くなる・・・

代表取締役 大原 宏一
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